7日、東京競馬場で行われた毎日王冠(3歳上、GII・芝1800m)は、松岡正海騎手騎乗の8番人気(単勝44.4倍){horse=2002107108:チョウサン}(牡5、美浦・清水利章厩舎)が後方追走から直線で外に持ち出すと、さらに外から伸びた5番人気アグネスアークの追撃を1馬身抑え優勝した。勝ちタイムは1分44秒2(良)のコースレコード。さらに1/2馬身差の3着に1番人気のダイワメジャーが入った。
勝ったチョウサンは、父ダンスインザダーク、母ステイヤング(その父サッカーボーイ)という血統。04年12月にデビューし、3戦目で初勝利。3歳春は青葉賞(GII)4着など重賞でも好走を見せたが、その後は条件戦で徐々に力を付け、前走のニューマーケットC(1600万下、中山・芝2000m)を勝ってオープン入りを果たしていた。通算成績18戦6勝(重賞1勝)。
鞍上の松岡正海騎手はコイウタで制したヴィクトリアマイル(GI)に続くJRA重賞制覇で今年4勝目、通算7勝目。管理する清水利章調教師はキングオブダイヤで制した97年中山記念(GII)以来約10年7か月ぶりのJRA重賞制覇で、通算6勝目となった。
なお、従来のレコードタイムは、04年5月30日にロードフラッグが記録した1分45秒4(良)で、今回これを1.2秒上回った。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。