14日、金沢競馬場で行われたサラブレッド大賞典(3歳、ダート1900m、1着賞金200万円)は、吉田晃浩騎手騎乗の8番人気{horse=2004106048:ミカワノボス}(牡3、金沢・佐藤茂厩舎)が、外枠からダッシュを利かせてハナに立つと、2番手以降を離して大逃げを打つ。4角で一旦並びかけられるも、直線二の脚を使って粘り込み、好位から押し上げた3番人気マルハチヘラクレスの強襲をハナ差凌いで優勝した。勝ちタイムは2分06秒6(良)。さらに1.1/2馬身差の3着に1番人気マツノショウマが入っている。
勝ったミカワノボスは、父アドマイヤボス、母はJRA1勝のレデーアンタレス(その父マルゼンスキー)という血統。06年9月のデビュー戦を勝利で飾るとその後もコンスタントに走り続け、重賞初挑戦となったヤングチャンピオン(金沢・ダート1700m)は9着に終わるも、今年4月には中央のれんげ賞(阪神・芝1200m)に挑戦し、勝ち馬から0.4秒差の5着に健闘していた。前走はカストル特別(金沢・ダート1700m)に出走し4着に敗れていた。通算成績14戦2勝(うちJRA3戦0勝、重賞1勝)。