園田で1年ぶりの勝利を挙げた今村騎手(左から2人目)とメイショウゴルシ
今村聖奈騎手(19)=栗東・寺島良厩舎=は7月13日、園田競馬場で行われたJRA交流競走「甲山特別」(ダート1400メートル)で2番人気の
メイショウゴルシ(牡3歳、栗東・高橋成忠厩舎所属、父
ゴールドシップ)に騎乗。中団4番手から向こう正面なかばで仕掛けると、逃げ粘る1番人気の
シャトーボビー(牡3歳、栗東・菊川正達厩舎、父シャンハイホビー)をかわし、2着に3馬身半差をつける完勝だった。勝ち時計は1分31秒1(稍重)。
同騎手は
テーオーティラミスに騎乗した昨年7月27日の「六甲山特別」以来、約1年ぶりに園田競馬場で勝利を挙げた。「1週間前の追い切りにも騎乗して乗りやすくて、まじめな性格だと思った。3コーナーから4コーナーにかけてはイメージ通り。暑い中頑張ってくれた
メイショウゴルシに感謝しています。園田競馬場でなぜか、なかなか結果を出せなかったので勝ててよかったです」と満面の笑みだった。
このレースでは河原田菜々騎手=栗東・渡辺薫彦厩舎=が
ダンツフロンテで交流競走に初騎乗も、6着に終わった。また、永島まなみ騎手=栗東・高橋康之厩舎=が騎乗した
ファインギフトは3着だった。