米種牡馬スルーオゴールドが死亡

2007年10月16日 11:00

 現地時間14日、84年の米古牡馬チャンピオンに輝いたスルーオゴールド Slew o'Goldが、繋養先である米・ケンタッキー州ミッドウェイのスリーチムニーズファームで、老衰のため安楽死処分となったことがわかった。27歳だった。

 同馬は、父Seattle Slew、母Alluvial(その父Buckpasser)という血統の米国産馬。半兄にベルモントS(米G1)の勝ち馬Coastal(父Majestic Prince)がいる。現役時代はジョッキークラブゴールドC(米G1)2勝、ウッドワードS(米G1)、ホイットニーH(米G1)などG1・7勝を挙げ、83年に米3歳牡馬チャンピオン、84年には米古牡馬チャンピオンに輝いている。通算成績21戦12勝(重賞8勝)。

 85年に種牡馬入りした後は、Golden Opinion(コロネーションS-英G1)、Gorgeous(ハリウッドオークス-米G1)などを輩出し、日本には後継種牡馬のオウインスパイアリングも輸入された。母の父としてもシベリアンメドウ(京王杯2歳S-GII、父Meadowlake)などを出している。92年に米国競馬の殿堂入りを果たし、02年に種牡馬を引退。その後はスリーチムニーズファームで余生を送っていた。

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