◆“逃げてナンボ”から脱却
コスモコラッジョ 2勝クラス突破へ強気(19日・武山)
日曜福島9R・横手特別(ダート1700m)に出走する
コスモコラッジョ(牡5歳、美浦・嘉藤)は今まで“逃げてナンボ”のタイプだった。前走のいわき特別では痛恨の出遅れ。その時点で惨敗を覚悟したものだが、最後は2着まで追い上げてきた。「差す競馬ができたことは大きな収穫。新たな一面を引き出せました」と師。中2週でも元気いっぱいとあって「前進できるはず」と強気な姿勢を崩さなかった。好戦は必至とみる。
◆去勢効果で「動きが以前とは全く違う」
ロッククリーク 鉄砲決めるか(19日・玉川)
日曜札幌12R・3歳上1勝クラス(芝1500m)を予定している
ロッククリーク(セン3歳、美浦・栗田)は3月の中山戦8着以来の出走となる。それでも師は「去勢した効果は十分で、ケイコの動きが以前とは全く違う。条件も合っていそうでいきなりから」と強気。鉄砲駆けがなるか、注目だ。
◆動き活発&力感十分 兄
ハーツコンチェルトに続くか
ソウルアンドジャズ(19日・石堂)
日曜中京5R・2歳新馬(芝2000m)を予定している
ソウルアンドジャズ(牡2歳、美浦・武井、父
ブリックスアンドモルタル、母ナスノシベリウス)がこの日、美浦Wで併せ馬を消化し6F87秒5-39秒7-12秒1を馬なりでマーク。今週はしまい重点にとどめたが、先週は同6F80秒5と意欲的に攻めており総合的に調整過程はしっかりとしている。動きが活発で、身のこなしも力感十分。半兄
ハーツコンチェルトは昨年9月に同じ中京芝10Fで鮮烈なデビューVを飾り、ダービーで3着…血統的にも注目度は高い。
◆近親に
スワーヴリチャード 栗東坂路で
エマロアが好時計マーク(19日・赤木)
日曜中京5R・2歳新馬(芝2000m)でデビューする
エマロア(牝2歳、栗東・平田、父
ロードカナロア、母エマノン)が、この日の栗東坂路で4F50秒7-11秒9の好タイムをマーク。「ジョッキーが乗ったとはいえ、動きは抜群にいい。ただこの血統はレースに行くと調教ほど切れる脚を使えない。そこがどうかだけど、馬格があって跳びも大きいし、距離はあった方が良さそう。楽しみだね」と師は期待を寄せていた。
◆4代母は
ダイナアクトレス キタサンブラック産駒
エセルフリーダ納得の態勢(19日・佐野)
日曜福島5R・2歳新馬(芝2000m)を予定している
エセルフリーダ(牝2歳、美浦・武藤、父
キタサンブラック、母デルマオギン)がこの日、武藤を背に美浦芝で4F56秒7-13秒6を記録。感触を確かめる程度の内容だったが、切れのあるフットワークで数字以上に
スピード感があった。体も引き締まっており満足のいく仕上がりにある。
◆ノリノリ嘉藤厩舎の勢いに乗る! 日曜札幌メインは
カンティーユで勝負(19日・城谷)
日曜札幌11R・しらかばS(芝1200m)を予定している
カンティーユ(牡5歳、美浦・嘉藤)がこの日、トレーナー自らがまたがり札幌芝で5F63秒1-35秒8-12秒1の好時計を馬なりでマークした。振り返れば、16日も当地で追い切りの手綱を取り、時計を確認すると「今から福島へ行ってきます。また戻ってくるのでよろしくお願いしますね」と大忙し…この頑張りを神様が見ていたのか、同日の10R・会津Sを
パウオレ(牝4歳)が制した。このいい機運を逃す手はない。今週はこの馬で日曜メイン奪取といきたい。
◆中身の濃い調整過程
バンデルオーラ 今週は栗東坂路1F12秒3(19日・吉田)
土曜中京11R・豊明S(芝1400m)を予定している
バンデルオーラ(牡4歳、栗東・牧浦)は4月中山の船橋S5着以来でも、中間の調整過程は中身が濃い。この日の栗東坂路では4F55秒2-12秒3(馬なり)のタイムで軽やかな走りを披露した。鉄砲の利く気性で、クラス2走目での前進は必至。注目したい。
◆
「競馬新聞 デイリー馬三郎」は、JRA開催全場の馬柱を完全掲載&全レース予想!最強の馬三郎取材陣40名超の予想がご覧いただけます。パソコン向けサービスで、在宅での競馬ライフにピッタリ!詳しくは
こちらでご確認ください。
※リンク先はパソコン向けのページとなっております