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【中京記念】ベジャール まるで重戦車 500キロ超の馬体弾ませ美浦Wをパワフル走

2023年07月21日 06:00

 美浦Wで巨体を弾ませたベジャール(撮影・三好信也)

 「中京記念・G3」(23日、中京)

 好調な田中博厩舎が送り出すベジャールが20日、美浦Wで最終リハ。しまい重点に脚を伸ばし、単走ながら力強い動きを披露した。初ダートの薫風Sを勝ってオープン入りを果たすも、陣営は再び芝へかじを切った。得意とする『左回りのマイル戦』にこだわり、先週の函館記念(ローシャムパーク)に続く2週連続重賞制覇を狙う。

 午前5時の開門から20分が経過した美浦W。500キロを優に超えるベジャールの巨体が、重戦車のようにうなりを上げた。粗削りという表現がピッタリで、パワフルかつ、終始右手前のままフィニッシュ。ラストをやや強めに追われ、6F84秒7-37秒8-11秒7をマークした。

 見守った田中博師は開口一番、「正直、いつもよりいいフォームで走れていなかった」と不満を隠さなかったが、それは期待の裏返し。伸び盛りの4歳馬に「このひと追いで変わってくれたら。いつもより歩様がいいのはプラス」とトータルで合格点を付けた。

ダート勝つも再び芝に挑戦

 初ダートの前走・薫風Sを勝利し、今度は芝の重賞にチャレンジ。「左回りのマイルに限れば、パフォーマンスは落ちていない」という指揮官の言葉通り、4走前には直線で前が詰まりながらも、のちに京王杯SCを制すレッドモンレーヴから0秒5差。また、3着だった2走前も上がり3Fは最速タイだった。「右回りだと手前を変えない時があるので、左回りの方がスムーズ。条件は悪くない」と中京芝マイルでの躍動をイメージする。

 2月のフェブラリーS(レモンポップ)でG1初制覇を飾った新進気鋭の厩舎。先週の函館記念もローシャムパークで制すなど、新たなタレントが続々と誕生している。「先週とか、レーベンスティール(ラジオNIKKEI賞=1番人気3着)とは違って人気はないでしょうが、ハンデはいいし、最終週の馬場も魅力。楽しみ“も”あるかな」。好調の波に乗り、2週連続重賞Vとなるか。

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