初日の最高額が付けられたカリーニョミノルの2022(撮影:田中哲実)
サラブレッド1歳市場の「セレクションセール2023」は25日、北海道・新ひだか町の北海道市場で初日の取引が行われ、149頭が上場、139頭が落札された。売却総額は32億5996万円(税込)で、売却率は93.29%だった。
4000万円以上の高額落札馬は13頭。最高額が付けられたのは「
カリーニョミノルの2022」(牡、父シニスターミニスター)で、今福洋介氏が1億340万円で落札した。なお、この金額はセレクションセール歴代第2位の記録となる。
2番目の高額馬は歴代第3位となる9900万円で落札された「
ポウリナズラヴの2022」(牡、父
キズナ)、7920万円の値がつけられた「
ユーロナイトメアの2022」(牡、父
ドゥラメンテ)が第3位に続いた。
ポウリナズラヴの2022の落札者は現2歳産駒が保有初年度となる秋元竜弥氏、
ユーロナイトメアの2022の落札者は
リコリコレーシング。
また、3連勝で阪神ジュベナイルFを制した
テイエムプリキュアの2022(牝、父
イスラボニータ)は770万円で、主な所有馬に2021年のエリザベス女王杯を勝った
アカイイトがいる岡浩二氏が落札した。
※価格表記はすべて税込。