競馬新聞「馬サブロー」が誇るＰＯＧマスター、木村拓人（美浦）と塩手智彦（栗東）がお送りするＰＯＧ情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

　いやー、暑いですね。札幌でも30度を超えているようで、今の日本は完全に亜熱帯化していますね。ただ全国の天気予報を見ていると、沖縄の最高気温が日本全体でも低い方となっていることには少し驚いてしまいますね。沖縄は海に囲まれている影響で猛暑にはなりにくいことは知っていますが、やはり沖縄は日本で一番暑い！というイメージが頭に残っていますからね。今は相対的にそうではないという事実を飲み込むのに時間がかかります。今週から始まる新潟は特に日差しが強くて熱いイメージですので、まずは体調に気をつけて競馬を楽しんでいただければと思います。特に日曜のアイビスＳＤ当日は毎年多くの人が来場されます。帰りはバス、タクシー乗り場が大混雑しますので、前もって帰る手段を考えておくのが吉。ぜひとも快適な新潟競馬をお楽しみください。

　さて先週の新馬を振り返ります。土曜の福島芝１８００ｍはアレグロブリランテ（牡、上原佑、父ディープブリランテ、母センティナリー）が勝利。ディープブリランテは産駒数が決して多いとは言えませんが、こうやって新馬勝ち馬を輩出したのですから素晴らしいですね。次走は未定となっています。

　同日の福島芝１２００ｍを勝ったのはセントメモリーズ（牝、斎藤誠、父エピファネイア、母ネオフレグランス）でした。センスを感じさせる内容はお見事でしたね。こちらも次走は未定です。

　日曜福島の芝１２００ｍではハッピーサプライズ（牡、佐藤、父レッドファルクス、母ハッピーパーティー）が勝ち上がりました。次走はフェニックス賞（８月１３日・小倉、芝１２００ｍ）を予定しています。

　ゲート試験合格後に放牧に出ていたコンドライト（牡、菊沢、父ドゥラメンテ、母アエロリット）は９月３日・新潟芝１８００ｍの新馬戦を目標にするとサンデーレーシングのホームページで発表がありました。楽しみです。

　東京の新馬戦を快勝して放牧に出ていたアスコリピチェーノ（牝、黒岩、父ダイワメジャー、母アスコルティ）は新潟２歳Ｓ（８月２７日・新潟、芝１６００ｍ）に出走予定。来週には美浦に帰厩する予定です。

　３回新潟でのデビューを予定していたヘデントール（牡、木村、父ルーラーシップ、母コルコバード）は球節に腫れが見られたためいったん放牧に出ました。（馬サブロー美浦支局・木村）