富士S、マイネルシーガルが接戦制し重賞初V

2007年10月20日 15:40

 20日、東京競馬場で行われた富士S(3歳上、GIII・芝1600m)は、後藤浩輝騎手騎乗の4番人気{horse=2004101099:マイネルシーガル}(牡3、美浦・国枝栄厩舎)が、好位の内から直線で抜け出すと、外から追い込んだ7番人気マイケルバローズをアタマ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分33秒3(良)。さらにクビ差の3着には8番人気トウショウカレッジが入り、1番人気エアシェイディは4角最後方から猛然と追い込むも4着に終わった。

 勝ったマイネルシーガルは、父ゼンノエルシド、母がJRA1勝のエイシンアイノウタ(その父サンデーサイレンス)という血統。半姉に06年フィリーズレビュー(GII)3着のエイシンアモーレ(父エイシンワシントン)、叔母に05年チューリップ賞(GIII)を勝ったエイシンテンダーがいる。04年オータムセールにて610万円(税抜)で落札されていた。

 昨年10月のデビュー戦、いちょうS(OP)と2連勝。続く朝日杯FS(GI)は6着に敗れたが、今年1月のジュニアC(OP)で3勝目を挙げると、スプリングS(GII)でも2着に健闘して春のGI戦線に駒を進めた。前走の京成杯オータムH(GIII)では1番人気で3着に敗れており、今回が重賞初制覇となった。通算成績9戦4勝(重賞1勝)。

 鞍上の後藤浩輝騎手はサンバレンティンで制した七夕賞(GIII)に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算40勝目。管理する国枝栄調教師はマツリダゴッホで制したオールカマー(GII)に続く今年のJRA重賞5勝目で、通算では12勝目となった。また、この勝利がゼンノエルシド産駒のJRA重賞初制覇となった。

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