タイガーマスク、岩手で大差の圧勝

2007年10月22日 14:00

 22日、盛岡競馬場で行われた8R・C2 2組(ダート1600m、1着賞金19万円)に、賞金の一部を児童養護施設などに寄付することで話題を集めたタイガーマスク(牡3、岩手・櫻田勝男厩舎)が小林俊彦騎手を鞍上に1番人気(単勝2.1倍)で出走。スピードの違いでハナに立ち、直線に入り楽な手応えで後続を突き放すと、9番人気ダニエルジェードに3.1秒をつける大差で初勝利を飾った。勝ちタイムは1分39秒9(重)。

 同馬は父Kingmambo、母がラプレヴォワイアントH(米G2)を勝ったKrisada(その父Kris S.)という血統の米国産馬。60年〜70年代のアニメ『タイガーマスク』で主人公のプロレスラー・タイガーマスクがファイトマネーを施設に寄付していたことから、この馬名が付けられた。

 今年5月に美浦・藤沢和雄厩舎からデビューし9着と敗れた後、2戦目の3歳未勝利(函館・芝2000m)で2着に入り賞金200万円(うち190万円が寄付された)を獲得。その後2戦して10着、6着と敗れ、9月26日付けでJRA競走馬登録を抹消し、現厩舎に移籍。今回の出走が移籍初戦だった。通算成績5戦1勝(うちJRA4戦0勝)。

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