◆阿蘇S・オープン(8月12日、小倉・ダート1700メートル)追い切り＝9日、栗東トレセン

　三宮Sに続く連勝を狙うキングズソード(牡4歳、栗東・寺島良厩舎、父シニスターミニスター)は、栗東・CWコースでスカパラダイス(3歳1勝クラス)を2馬身半追走。1馬身遅れたが、一杯に追われてパワフルな伸び脚を見せ、5ハロン69秒6―11秒8をマークした。自らまたがった寺島調教師は「週末に坂路でしっかりやって、体も悪くないので、状態はいい感じでこれています」と順調ぶりを語った。

　前走は迫力十分に外から脚を伸ばし、ラスト100メートルは2着馬との競り合い。写真判定の末、鼻差で制した。指揮官は「相手も、それなりに次もオープンで走っていた。続けて(川田)将雅が乗ってくれるのはいい。オープン特別で賞金加算できれば」と意気込んだ。