日本初騎乗となるマリー・ヴェロン騎手?Sccopdyga
JRAは9日、2023
ワールドオールスタージョッキーズ(=WASJ、8月26、27日・札幌競馬場)に出場する外国人騎手6人を発表した。
今回の招待競走で日本に初めて参戦する一人は、フランスで活躍する女性騎手のマリー・
ヴェロン騎手(24)。今シーズンは
イレジン(セン6歳、J.ゴーヴァン厩舎)でガネー賞・仏G1(芝2100メートル)を勝つなど、434戦41勝のリーディング14位(7月31日現在)につけている。
彼女の名を轟かせたのは、
イレジンの主戦として臨んだ昨年のロワイヤル
オーク賞・仏G1(芝3100メートル)。前哨戦のフォワ賞・G2で日本の
マイラプソディなどを相手に重賞初タイトルに導くと、次走の長距離戦でフランス人女性騎手初となる仏G1制覇を達成した。
ヴェロン騎手はフランス・リヨン出身で2016年10月にデビュー。2020年には年間84勝を挙げ、日本でも騎乗経験のあるミカエル・ミシェル騎手が
2018年に樹立した女性騎手の年間最多勝記録を更新するとともにリーディング7位で、女性騎手として初のトップ10入りを果たした。続く2021年も、自身初の重賞タイトル(ラクープ賞・G3=
イレジン)を手にするなど、年間77勝で女性騎手トップとなるリーディング10位となった。
マリー・
ヴェロン騎手「日本の競馬は、
オーストラリアやアメリカの競馬と同じように、とても素晴らしい競馬であるというイメージを持っています。今回、
ワールドオールスタージョッキーズに出場できることを本当に誇りに思いますし、日本での騎乗を通じて貴重な経験ができることを楽しみにしています」