坂路にて併せ馬で追い切るメイショウクリフト(手前)(撮影・亀井 直樹)
【東西ドキュメント・栗東=16日】社杯である西部スポニチ賞の舞台設定は固定されておらず、今年は芝1200メートル戦。従って日曜の小倉は11R北九州記念と、9R西部スポニチ賞が芝の電撃6F戦となっている。
主役候補の
メイショウクリフトはこの日、坂路1番時計となった4F50秒1をマーク、キレッキレの動きを披露した。笹田師は「能力は高く、先々はオープンまで出世できる器。いろいろとかみ合うものは必要だけど、そこは(岩田)望来が考えて乗るでしょう」と将来像としてオープン級の器と口にするのだから2勝クラスは軽々と突破か。
現級の戦歴は3着、2着と来て、前走・御池特別が1番人気で8着と着順は後退したが、敗因は1F長い1400メートルの距離と分析。そう、6F専科!なのだ。
菱田がソワソワする理由は西部スポニチ賞の前夜に小倉の街で笹田師と食事をするからだった。1週間前に約束をした時点では気楽に考えていたが、よもや社杯の人気馬とあれば単なる食事であろうとも壮行会の趣旨にせねば…。敵に勝つで、トンテキと
トンカツが思い浮かんだが、店にそのメニューはない。