シャフリヤールは新コンビの横山武が2週連続で感触を確かめた
◆札幌記念追い切り(8月16日、函館競馬場)
第59回札幌記念・G2(20日、札幌)の追い切りが16日、札幌競馬場と函館競馬場で行われた。G1馬3頭はすべて実戦での鞍上が騎乗。
シャフリヤールの横山武史騎手(24)=美浦・鈴木伸厩舎=は手応えを口にした。
【横山武史騎手に聞く】
―新たにコンビを組む
シャフリヤールは函館・芝コースで
トウカイカグラ(3歳未勝利)を内から5馬身追走。しっかり気合をつけ、1馬身半先着しました。今朝のテーマを教えてください。
「先週、遊ぶようなしぐさがあったので早めに抜け出さないことと、ムチを入れた時の反応の確認の2点です」
―収穫はありましたか。
「前と離れましたが結果的にいいタイミングでかわして、ムチへの反応も見られたので良かったです」
―2週続けての追い切り騎乗になりました。
「先週やったので素軽さは出た。反応は良かったし、いい部分が見られました」
―先週の段階では「隠しているものがある」と話していた。
「本来ならばもう一段階動けると思う。それが実戦で出せれば」
―今日は馬場が重かった。
「馬場が荒れていたし、ぬれていて、うまく走れていない。(当日は)できればいい馬場でやりたい」
【山下記者Check】先週は3頭併せで、今週も2頭併せ。先着はしたが、すべて未勝利馬相手で当然か。体は太め感もなく、仕上がり自体はよさそうだ。ただ、ややおとなしくみえる印象があり、もっと闘争心を表に出してほしい。当日の気配に注目したい。