小倉6Rを勝ったコパノアントニオと永島まなみ騎手(左から2人目、カメラ・玉木宏征)
8月19日の小倉6R・2歳新馬(ダート1700メートル=16頭立て)は、9番人気の
コパノアントニオ(牡、栗東・梅田智之厩舎、父
コパノリッキー)がデビューVを飾った。勝ち時計は1分48秒2(良)。
出遅れてダッシュがつかなかったが、向こう正面から徐々にポジションを上げていった。直線で外に出すとじりじり伸び、ゴール前で鼻差だけ差し切った。
永島まなみ騎手は「調教に乗せていただいて、まだ前進気勢がないタイプで、使いつつかなと思っていました。砂をかぶるのを嫌がるような幼い面を見せていましたが、3〜4角で促すとハミをとって集中して、4角で外に出してからはしっかり伸びてくれました。まだかなり幼く、成長の余地があると思います」と笑顔が弾けた。