現地時間27日、米・モンマスパーク競馬場で行われたBCターフ(3歳上、米G1・芝12f)は、J.ヴェラスケス騎手騎乗の2番人気
イングリッシュチャンネル English Channel(牡5、米・T.プレッチャー厩舎)が早め先頭から後続を突き放し、シャム
ディナン Shamdinanに7馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分36秒96(重)。さらに3/4馬身差の3着に昨年の覇者レッドロックス
Red Rocksが入り、今年のキングジョージと凱旋門賞を制したディラントーマス Dylan Thomasは1番人気に推されるも出遅れて流れに乗れず、5着に敗れた。
勝った
イングリッシュチャンネルは、父Smart Strike、母Belva(その父Theatrical)という血統の米国産馬。これまでに06年ターフクラシック(米G1)、06、07年ユナイテッドネイションズH(米G1)などを制しており、前走はターフクラシック招待S(米G1)を連覇。BCターフは05年5着、06年3着で3度目の挑戦だった。通算成績23戦13勝(重賞7勝)。
なお、上位3頭はいずれも
ジャパンC(GI)に登録しており、今後の動向が注目される。