28日、京都競馬場で行われたアルデバランS(3歳上OP、ダート1800m)は、小牧太騎手騎乗の3番人気ワンダースピード(牡5、栗東・羽月友彦厩舎)が中団追走から直線で豪快に伸びると、2番人気ドンクールに3.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒9(良)。さらに1/2馬身差の3着に5番人気サンライズキングが入り、1番人気ラッキーブレイクは4着、昨年のジャパンダートダービー(交流GI)に勝って以来の出走だった7番人気フレンドシップは15着に敗れた。
勝ったワンダースピードは、父キンググローリアス、母ワンダーヘリテージ(その父Pleasant Tap)という血統。今年の梅田S(1600万下、阪神・ダート2000m)を勝ち、東海S(GII)2着、シリウスS(GIII)3着と、近走は重賞でも好走を見せていた。通算成績27戦6勝(うち地方3戦1勝)。