ダート初挑戦で快勝したアイコンテーラー(カメラ・荒牧 徹)
8月26日の新潟11R・BSN賞(ダート1800メートル、13頭立て)は、ダート初挑戦だった8番人気の
アイコンテーラー(牝5歳、栗東・河内洋厩舎、父
ドゥラメンテ)が最後の直線で鮮やかに抜け出して快勝した。勝ちタイムは1分50秒8(良)。
ポンと好スタートを決めると外めの3番手を確保。4コーナー手前から抜群の手応えで前を行く2頭を飲み込むと、最後の直線でも脚いろは衰えなかった。そのまま力強く加速を続け、2着の
ブルベアイリーデ(ミルコ・デムーロ騎手)に2馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。
菱田裕二騎手は「当該週の追い切りがすごく良くて状態には自信を持っていました。ダートはどうかと思ったんですが返し馬の感触が良く、スタートも良くてこの枠にしたらベストなポジションが取れました。終始手応えも良く抜け出してからもさらに伸びていましたし、時計も速いしいい勝ち方でした」と完勝劇を振り返った。河内調教師は「
ドゥラメンテ産駒だしダートもこなせるとは思っていたけど、あそこまで手応え良く回ってくるとはね。時計も速いしね」と初ダートの一戦に驚いた様子だった。