今年のコモンウェルスBCS(米G2)など重賞2勝のサイレントネーム Silent Name(牡5、米・G.マンデラ厩舎)が、今年限りで現役を引退し、米・ケンタッキー州にあるアデナスプリングスで種牡馬入りすることがわかった。種付料は7500ドル(約86万円)の予定。
サイレントネームは、父サンデーサイレンス、母が99年パース賞(仏G3)の勝ち馬ダンジグアウェー(その父デインヒル)という血統で、02年2月6日に白老ファームで誕生。04年9月にフランスでデビューし、05年フォレ賞(仏G1)4着などの成績を残して現厩舎に移籍。昨年4月のアルカディアH(米G2・芝8f)、今年のコモンウェルスBCS(米G2・オールウェザー7f)の2重賞を制し、06年シューメーカーBCマイルS(米G1)3着などG1レースでも好走を見せた。27日のBCマイル(米G1)は12着に敗れており、11月23日のサイテーションH(米G1)が最後のレースになる予定。通算成績22戦6勝(重賞2勝)。当初は今年から種牡馬入りする予定だったが、現役続行となっていた。