エンブレムボムと思われて調教されていたエコロネオ=8月9日
8月19日の新潟3R新馬戦で別の馬との取り違えが判明し、レース直前に競走除外となった
エコロネオ(牡2歳、栗東・森秀)が、2日の新潟5R新馬戦で改めてデビューを果たす。
同馬は米OBS
マーチセールで購入され、7月28日に栗東へ入厩。ところが調教の際、厩舎スタッフが
エンブレムボム(牡2歳)とゼッケンを間違えて装着してしまい、2頭を錯誤したままレースへのエントリーも行ってしまった。JRAによると、競走馬取り違えによる除外事例は34年ぶりだという。
“中1週”での仕切り直しは、当初出走するはずだったダート1800メートル戦ではなく、芝の2000メートル戦。栗東坂路での最終追い切りは4F52秒6としっかり負荷をかけられた。新馬ながら既に“輸送を経験済み”という点はアドバンテージとなるだろう。
ネット上では「
エコロネオ(本物)が新馬戦に!」「めちゃくちゃ人気するだろうな〜〜〜」「
エンブレムボムも早くデビューできたらいいね」などと、にわかに盛り上がっている。