4度ドイツリーディングに輝いた元騎手の
フィリップ・ミナリク氏が死去した。5日、フランスの競馬専門チャンネル「エキディア」が報道。48歳だった。
チェコのプラハ出身で91年に騎手デビュー、97年にドイツの騎手免許を取得し、4度リーディングに輝くなど活躍した。親日家として知られ、14年
ジャパンC(
アイヴァンホウ6着)でJRA初騎乗を果たし、18年から3年連続でJRA短期免許を取得。JRA通算29勝をマークしている。
20年7月3日にドイツの
マンハイム競馬場で落馬事故に見舞われ、意識不明の重体となり、一命を取り留めたが騎手としてのキャリアを絶たれた。
21年凱旋門賞では親友のレネ・ピーヒュレク(36)がミナリク氏から譲り受けた鞍を使用し、
トルカータータッソとのコンビで凱旋門賞制覇を成し遂げた。