4日、東京競馬場で行われた8R・3歳上500万下(ダート2100m)は、後藤浩輝騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.6倍)ジャンバルジャン(牡3、美浦・萩原清厩舎)が、好位追走から早めに抜け出すと後続を突き放し、ゴール前では手綱を抑える余裕を見せながら、2番人気マイネルアーバニタに7馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは2分11秒6(良)。さらに3/4馬身差の3着に12番人気コーリンヴァリウスが入った。
勝ったジャンバルジャンは、父ジャングルポケット、母がJRA2勝のネオクラシック(父サンデーサイレンス)。半弟にJRA現1勝のネオスピリッツ(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎、父シンボリクリスエス)、伯父に96年の日本ダービー馬フサイチコンコルド。従兄に今年の皐月賞馬ヴィクトリー(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)がいる良血。今年3月にデビューし、8戦して2着5回、3着2回と惜敗が続いていたが、初ダートの前走(中山・ダート1800m)では2着に1.8秒差をつける大差で初勝利を収めていた。通算成績10戦2勝。