4日、東京競馬場で行われたアルゼンチン共和国杯(3歳上、GII・芝2500m)は、村田一誠騎手騎乗の2番人気アドマイヤジュピタ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が好位追走から抜け出すと、内から差を詰めた10番人気
トウカイトリックに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分30秒9(良)。さらにクビ差の3着に9番人気
リキアイサイレンスが入り、1番人気
ネヴァブションは8着に敗れた。
勝ったアドマイヤジュピタは、父フレンチデピュティ、母がJRA2勝の
ジェイズジュエリー(その父リアルシャダイ)。従兄に昨年の青葉賞(GII)など重賞2勝のアドマイヤメイン(牡4、栗東・橋田満厩舎)がいる血統。
05年11月にデビューし、3戦目で初勝利。昨年のゆきやなぎ賞(500万下、阪神・芝2200m)で2勝目を挙げたが、その後休養入りし、今年7月に復帰。前走の鳴滝特別(1000万下、京都・芝2200m)では2着に5馬身差をつけ圧勝していた。通算成績10戦5勝(重賞1勝)。
鞍上の村田一誠騎手は今年のアイビスサマーダッシュ(GIII、
サンアディユ)に続くJRA重賞制覇で今年(通算も)3勝目。管理する友道康夫調教師は06年鳴尾記念(GIII、
サクラメガワンダー)以来のJRA重賞通算4勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。