9、10日の中山、阪神を舞台に2歳新馬戦が計8レース行われ、土曜中山5Rでは先行した
フォルラニーニが単勝1・5倍の圧倒的な1番人気に応えて快勝した。ラスト2Fは11秒6-11秒1の加速ラップを記録。馬っぷりの良さ、伯父に
サトノダイヤモンドを持つ血統からも将来が非常に楽しみな一頭だ。
先週の新馬勝ち馬評価一覧
フォルラニーニ(牡、父
エピファネイア、美浦・手塚)
土曜中山5R・芝2000m、ルメール「スタートから真面目でした。冷静に走ってくれたし、直線もしっかりと加速してくれた。能力がありそう。二千もぴったりだね」(レース評価A、将来性★★★★)
シックスペンス(牡、父
キズナ、美浦・国枝)
日曜中山5R・芝1600m、ルメール「ずっと真面目に走って、3番手でいい勉強ができました。前に馬がいたのでスペースを探しながらになりましたが、あいてからはいい瞬発力を見せてくれました。能力は高いですね」(B、★★★★)
ビーグラッド(牝、父
エピファネイア、栗東・岡田)
日曜阪神4R・芝1600m牝馬限定、武豊「調教でもいい動きをしていました。スタートも良く、最後まで全く衰えずに強い内容でした」(B、★★★)
メイショウサチダケ(牡、父
アドミラブル、栗東・鈴木孝)
土曜阪神5R・芝1400m、和田竜「ケイコ通りスタートは速かったですね。開幕週でスタートを決めたら勝負になると思っていました。最後まで動かしましたが、余裕はありました。操縦性が高くて距離が延びても上手に走れそうですし、これからも楽しみです」(B、★★★)
サークルオブジョイ(牡、父コンスティチューション、栗東・池添)
日曜阪神5R・芝1800m、北村友「全体的にいい感じの競馬でした。調教にも乗せてもらって、それをイメージしてレースでも直結するように乗りました。実際、その通りに乗れて良かったです」(C、★★★)
グラシリティ(牝、父ヘニーヒューズ、美浦・相沢)
土曜中山4R・ダート1200m、石川「調教の時からいい競馬をする手応えがありました。すごくいい馬です。のちのちは千二の馬になっていくと思いますが、最初のうちは千四がベスト。千六までは持ってほしいですね。いい内容で初戦を終えられたし、まだまだ伸びしろのある馬です」(C、★★★)
メイショウキルギス(牡、父
アジアエクスプレス、栗東・高橋亮)
土曜阪神4R・ダート1800m、池添「まだ体に余裕がありましたし、使って良くなりそうな感じがありました。ゲートを出ないと聞いていましたが、普通くらいに出てスッと先手を取れました。そこから自分のリズムで運べて、直線も来られた分だけ伸びそうな感じ。使ってまだまだ良くなると思います」(C、★★)
ネオシルバー(牡、父
シルバーステート、美浦・小西)
日曜中山3R・ダート1800m、田辺「ケイコからいい雰囲気でしたが、そこまで速い時計は出していませんでしたし、一杯に追っていなかったので実戦でどうかと思っていました。ゲートは練習でも速くなかったですが、外枠だったのでうまく立ち回れました。あまり早く抜け出したくなかったですが、最後までよく走ってくれました」(C、★★)
(レース評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階。将来性評価は★5が最高)