「ローズS・G2」(17日、阪神)
未勝利戦-1勝クラスを連勝し、栗東滞在で挑む関東馬
ブレイディヴェーグは13日にCWで併せ馬。未勝利戦以来、2度目のコンビとなるルメールを背に
ライリッズ(4歳2勝クラス)の内で6F82秒3-36秒4-11秒4をマーク。持ったままの手応えで軽快に半馬身先着を決めた。
鞍上も納得の仕上がりだ。「元気いっぱい。ハミを取って、最後もいい脚を使って加速してくれました。瞬発力があり、フットワークも完璧。状態はとてもいい」と満足げにうなずいた。
前走の勝ち時計は1分57秒9。前日の3勝クラスを勝った僚馬
ドゥラドーレスが2分0秒1だから、いかに優秀なのかが分かる。ルメールが「絶対に重賞レベルにある」と胸を張るように素質は非凡だ。
まだ2勝馬の身。秋華賞出走には、ここでの権利獲りが必須となる。「すごくチャンスのある馬です」。名手を魅了する関東の秘密兵器が、栗東を戦線基地にまずはG1切符を狙う。