阪神3歳牝馬Sを制したスティンガー=98年12月6日、阪神競馬場
JRAは21日、98年の阪神3歳牝馬S(現阪神JF)を制し、同年のJRA賞最優秀3歳牝馬(現2歳牝馬)を受賞した
スティンガーが、けい養先の北海道日高町・社台ブルーグラス
ファームで同日、老衰のため死んだと発表した。27歳だった。
東の名門・藤沢和雄厩舎から98年11月に東京でデビューすると、無傷3連勝でG1を奪取。通算21戦7勝で重賞は5勝をマークした。引退後は繁殖牝馬として、オープン2勝の
サトノギャラントなどを世に送り出した。
社台
ファームの東礼治郎場長は「27歳の大往生ということもあり、残念という思い以上に、感謝の思いが募るばかりです。今はひとえに冥福を祈りたいと思います」とコメントした。