11日、京都競馬場で行われた黄菊賞(2歳500万下、芝1800m)は、藤田伸二騎手騎乗の5番人気ヤマニンキングリー(牡2、栗東・河内洋厩舎)が、後方追走から直線で大外に持ち出し、一緒に伸びた2番人気トールポピーをクビ差抑え差し切った。勝ちタイムは1分47秒5(良)。さらに1.3/4馬身差の3着に10番人気グリフィスが入り、1番人気ノットアローンは4着に敗れた。
勝ったヤマニンキングリーは、父アグネスデジタル、母が94年クローバー賞(OP)を勝ったヤマニンアリーナ(その父サンデーサイレンス)。半姉に10日の福島記念(GIII)で3着だったヤマニンメルベイユ(牝5、美浦・栗田博憲厩舎、父メジロマックイーン)、従姉に03年阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)を制したヤマニンシュクルがいる。
9月2日のデビュー戦(札幌・芝1800m)を勝ち、その後は札幌2歳S(GIII)9着、萩S(OP)8着と凡走が続いていた。通算成績4戦2勝。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。