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【シリウスS】四位洋文調教師、ハギノアレグリアスでJRA重賞初制覇「やっぱりうれしい」

2023年10月01日 06:35

四位調教師(右)は岩田望とがっちり握手

◆第27回シリウスS・G3(9月30日、阪神・ダート2000メートル、良)

 第27回シリウスS・G3は30日、阪神競馬場で行われ、単勝1番人気のハギノアレグリアス(岩田望)が最後の直線で危なげなく差し切り、3月の名古屋大賞典・交流G3に続く重賞2勝目を挙げた。管理する四位洋文調教師(50)=栗東=は21年3月の厩舎開業以来、初のJRA重賞制覇となった。

 日本ダービー連覇を含むJRA重賞76勝の名手だった四位調教師が、開業3年目でのJRA重賞初勝利に「やっぱりうれしいですよ」と素直に喜んだ。愛馬ハギノアレグリアスは岩田望を背に、直線に向くと力強く伸びて、先に抜け出していたアイコンテーラーを残り50メートルでとらえ、ゴールに飛び込んだ。

 1馬身1/4差をつける快勝に、四位師は「大外枠でしたが、むしろ安心して見ていられました。やっぱり、力のある馬が勝負どころで詰まったりして負けるのが一番嫌でしたから。望来くんにも『内にこだわらなくていいから』と言っていました」と明かし、人気に応える自信があった。

 不思議な巡り合わせだ。騎手時代の01年には、ブロードアピールで勝ったシリウスS(当時ダート1400メートル)。同馬を管理していたのは松田国調教師で、ハギノアレグリアスは同厩舎の21年2月末の定年解散により引き継いだ。20年10月に3勝クラスを卒業後、屈腱炎を発症し幹細胞手術で長期休養に。四位厩舎に転厩初戦だった昨年6月のアハルテケS(4着)は、1年8か月ぶりの実戦だった。トレーナーは「すごく理解のあるオーナーで『馬中心で行ってください』と、じっくり待っていただける。本当にいつも助かっています。牧場さんもしっかりケアしてくれて、すごくいい連携がとれました」と関係者に感謝した。

 屈腱炎再発の可能性を抱えるだけに、四位師は「一戦一戦が勝負の馬なので、(次走は)来週1週間様子を見てから」と勝って兜の緒を締めた。岩田望は「もうひとつ上のステージで勝ちたいなと思います」と能力を高く評価。今年3月には地方の名古屋大賞典・交流G3を制しており、6歳秋にタイトルをひとつ加えたキズナ産駒が、さらなる「喜び」(スペイン語でアレグリアス)を求めて砂上を駆ける。(玉木 宏征)

 ◆ハギノアレグリアス 父キズナ、母タニノカリス(父ジェネラス)。栗東・四位洋文厩舎所属の牡6歳。北海道新ひだか町・岡田スタツドの生産。通算15戦7勝(うち地方2戦1勝)。総獲得賞金は2億47万円(うち地方3300万円)。主な勝ち鞍は23年名古屋大賞典・交流G3。馬主は日隈良江氏。

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