【京都大賞典】サクセスシュート 今年も上がり馬が主役 昨年Vヴェラアズールと同じローテ

2023年10月04日 06:00

 馬房でくつろぐサクセスシュート(撮影・石湯恒介)

 「京都大賞典・G2」(9日、京都)

 今年も上がり馬がアッと言わせるか。栗東に滞在して調整を進める関東馬サクセスシュートが、重賞初挑戦でタイトル奪取を狙う。

 先月15日に栗東入りし、17日から乗り込みを開始した。今週は火曜が全休日と変則日程だが、月曜に角馬場で調整を進め、順調そのものだ。「調子の波がある馬ではなく、1週前の動きも良かった。こんなにおとなしいオープン馬いるの?と思うくらい手が掛からない」と山崎助手は笑顔で愛馬を手入れする。

 3勝クラスを4戦目でクリア。使いながら着実に地力を強化してきた。「以前はなかなか成長しないなと思っていたけど、昨年の冬から変わった。肉体も精神面も大人になったね」と目を細める。

 緑風S3着→ジューンS1着からの臨戦は、昨年の覇者ヴェラアズールと同じ。「長距離輸送がないのはプラス。いつも相手なりに走ってくれるし、重賞の舞台でどこまでやれるか。末脚が武器。可動域が広いんですよ。ここから伸びていってほしいですね」。20年北海道サマーセールで700万円(税抜き)で取引された馬が、お値段以上の活躍ぶり。ただ、本当のサクセスストーリーはここから始まる。

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