【京都大賞典】充実一途のブローザホーン 来年2月で定年・中野栄治師が4年ぶりのJRA重賞制覇なるか

2023年07月05日 07:15

前走の札幌日経オープンを圧勝したブローザホーン(ユーザー提供:なっくさん)

 札幌日経オープンを制したブローザホーン(牡4、美浦・中野栄治厩舎)が、京都大賞典(3歳上・GII・芝2400m)で重賞初制覇を狙う。

 ブローザホーンは父エピファネイア、母オートクレール、母の父デュランダルの血統。母は4勝を挙げたオープン馬。近親には00年ダイヤモンドSで2着のジョーヤマトがいる。ここまで16戦5勝。

 初勝利に9戦を要したが、そこからが早かった。1勝クラス、2勝クラスをそれぞれ2戦でクリア。さらに連勝で3勝クラスを突破すると、オープン初挑戦となった函館記念が後方から猛追しての3着。そして前走の札幌日経オープンで6馬身差の圧勝を収め、オープン初勝利となった。今回は一気の相手強化、さらには開幕週の高速決着も課題となるが、目下の勢いならメンバー中一番。今後を占う一戦となる。

 騎手時代に90年日本ダービーをアイネスフウジンで制した中野師は70歳。来年2月いっぱいで定年となる。ここで19年函館スプリントSのカイザーメランジェ以来、4年ぶりのJRA重賞制覇を果たし、秋のGI戦線に名乗りを上げることができるか。ベテラントレーナーのラストイヤーを盛り上げる活躍をブローザホーンに期待したい。

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