９日の東京８Ｒで、藤田菜七子騎手（２６）＝美浦・根本＝が６番人気のエリーズダイヤを勝利に導き、今年のＪＲＡ１１勝目、同通算１５８勝目を飾った。

　好枠を利してハナを奪うと、直線の二枚腰で後続を振り切った。菜七子は「ゲートを出てくれたので、出して行って逃げる形を取りました。雨が降って、湿った馬場になったのも良かったですね。未勝利の身なので、勝てて良かった」と喜びを語った。