検索メニュー

  • クラブ馬分析
  • 募集馬検索
  • 血統検索
  • 条件別検索

詳細検索

  • 性別
  • 馬齢
  • 生産者 指定なし
  • 馬主名 指定なし

【こちら日高支局です・古谷剛彦】優秀な牝系がそろったミックスセール

2023年10月11日 11:00

 週明けの16日と17日の2日間、今年最後の1歳市場となるオータムセールが開催される。そして、翌週は24日にノーザンファーミックスセール2023(ノーザンホースパーク主催)、25日はジェイエス繁殖馬セールと市場は続く。

 1歳市場の活況は、生産者が次なる投資へと踏み切ることができる。世界の名牝は社台グループやダーレーを筆頭に国内にも多数いる。大手も血の入れ替えをする上で、ブルードメアセールに上場されるが、ブラックタイプのしっかりした繁殖牝馬を手にするチャンスとあって、近年は生産者のみならず、馬主の参加も増えてきた。

 ミックスセールは、ノーザンファーム繁殖牝馬セールとして19年にスタート。受胎馬として上場された最初の年かダート戦線で活躍するヘンリー(牡3歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父ヘニーヒューズ)の母であるピカケレイ(牝9歳、父ディープブリランテ)や、短距離戦線で存在感を示すリトルウインディー(牝3歳、美浦・稲垣幸雄厩舎、父ビッグアーサー)の母であるラフィエスタ(牝15歳、父スペシャルウィーク)などが取引された。

 この時の未供用で取引された中ではパンドラ(牝7歳、父ハーツクライ)から岩手で2戦2勝のザブルース(牝2歳、岩手・飯田弘道厩舎、父ビーチパトロール)が生まれた。不受胎で上場されたウインフロレゾン(牝14歳、父フジキセキ)からオーケーカルメン(牝2歳、栗東・奥村豊厩舎、父ドレフォン)が3戦目で未勝利を勝ち上がった。

 20年取引馬からは、函館2歳Sを制したゼルトザーム(牡2歳、栗東・加用厩舎、父ヘニーヒューズ)の母であるロザリウム(牝12歳、父キングカメハメハ)が1600万円で落札された。ゼルトザームを含め、JRA新馬勝ちは4頭、未勝利勝ちは1頭いる。7日東京4Rの新馬で2着だったミシェット(牝2歳、美浦・田島俊明厩舎、父ヘニーヒューズ)の母であるディリジェンテ(牝11歳、父ステイゴールド)など連対実績も2頭と生まれてきた馬たちの成績は初年度をはるかに上回っている。

 今年の上場予定馬には、ラッキーライラックの半妹にあたるルリエーヴル(牝6歳、父ロードカナロアニューイヤーズデイを受胎)や、アエロリットの半妹になるエイコンドライト(牝8歳、父ロードカナロアサトノダイヤモンドを受胎)、エアグルーヴ牝系のポルトロッソ(牝3歳、父リアルスティール、未供用)、レーヴドスカー牝系のテールデトワール(牝4歳、父キングカメハメハ、未供用)など優秀な牝系の馬たちがラインアップされている。

 もちろん、昨年から始まった当歳セッションも、16年ケンタッキーオークス優勝馬のキャスリンソフィアの半弟(牡、父コントレイル)や、ファインルージュの半弟(牡、父エピファネイア)などが上場される。購買者登録は完全事前登録制で、13日が締め切りとなっている。(競馬ライター)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。