日本一優れた競馬予想AIを決定する「AI競馬予想マスターズ 2023」が10/7(土)からスタートした事はご存じだろうか。
12/2からの最終戦へ向け、10/7からの予選で熱い戦いを繰り広げている。予選は1ヶ月の間に500万円分の馬券を購入し、どこまで増やせるかでランキング(※実際には購入しません)。上位70%が予選2へと進み、そこから上位70%が最終戦へと進出する。1レースあたりの最大購入額は15万円で、最大のベット数は200点までというルールだ。
参加者は7月に一般公募された33名に加え、ウマい馬券で活躍するAI予想家7名、さらにはX(旧Twitter)のフォロワー5.6万人を誇る「AIゆま」氏もオファーし、総勢41名が優勝賞金100万円+優勝トロフィーをかけて戦っている。
10/7(土)の初日は東京8Rでダニーデン(3番人気8.1倍)の単勝に15万円を投入した「オタガイサマ」氏がトップに立っていたが、東京12Rで馬連179.0倍を4点、ワイド40.3倍を2点で的中させた「mag」氏が917,500円の払い戻しで逆転。そのままトップを維持して終了した。
2日目の10/8(日)は「ユーミィ」氏がMAXに近い15万円ベットを続け、合計219万円を払い戻してトップに躍り出た。続くように「TFA」氏も3連単万馬券を2本的中させ、1日で170万円を払い戻して一気に2位浮上。そして、初日京都12Rで単勝14番人気(2着)だったワンダースティングの複勝(33倍)に25000円分ベットし、80万円近くを獲得した「EquineGenius」氏が3位。合計135万円で続いた。
3日目、ウマい馬券でも活躍する「AI赤兎馬」氏による京都2Rでの高額払い戻し(106万円)も飛び出したが、2日目トップだった「TFA」氏がさらに上乗せし、309万円の払い戻しで単独トップ。単勝多点買いで、的中率68%の「mix」氏も僅差の307万円で2位に急浮上した。また、3位にはコンスタントに当て続けた「湯けむり競馬部」氏が232万の払い戻しで続いている。
ランキングはめまぐるしく変わり、まだまだどのAIにもチャンスがある状況。
AIは各馬の勝率を予測したり、選んだ2頭で決まる確率、3着で決まる確率を算出している事が多く、予選1の通過には、その「率」の精度が鍵になる。どのAIが最も優れたAIなのか、今後もランキングには注目していきたい。