5番人気で初陣を制したパシアンジャンと陣営関係者(カメラ・吉田 哲也)
10月29日の京都4R・2歳新馬戦(ダート1800メートル=10頭立て)は、5番人気の
パシアンジャン(牡、栗東・鈴木孝志厩舎、父シニスターミニスター)が、2着に3馬身半差をつけて快勝した。勝ち時計は1分54秒5(良)。
追い切りの動きが地味だったが、レースでは好位追走から、直線では鮮やかに抜け出した。「調教から気が悪いところがあったが、流れが遅いところで踏ん張ってくれた。エンジンがかかってからわりと動けるね。まだ非力なんで、初戦勝てたのは大きい」と鞍上の和田竜二騎手。28日の京都4R(
メイショウザンゲツ)に続く新馬勝ちを決めた鈴木孝調教師は「今後は気性面で成長してほしい。路線はダートの中距離」と語った。