愛ダービー馬ウエストオーバーが優駿SSへ 凱旋門賞2着がラストラン

2023年11月02日 18:35

来年から日本で繋養されることが発表されたウエストオーバー(22年10月、撮影:高橋正和)

 昨年の愛ダービーを制したウエストオーバー(Westover、牡4)が、来年から北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで繋養されることが決まった。2日、株式会社優駿が発表。

 ウエストオーバーは父Frankel、母Mirabilis、母の父Lear Fanの血統。昨年の英ダービーは直線の不利も堪えて3着だったが、続く愛ダービーを圧勝してG1初制覇。今年はサンクルー大賞の1勝のみだったが、ドバイシーマクラシックでイクイノックスの2着、凱旋門賞でエースインパクトの2着になるなど、G1ばかりを5戦して全レースで連対を確保する安定感を見せた。通算成績は13戦4勝。先月5日に引退が発表されていた。

 既に人気種牡馬となっているモズアスコット、先にダーレーが導入を発表したアダイヤーとともに、フランケル系を日本に根付かせることができるか。4年後の産駒デビューを心待ちにしたい。

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