【みやこS予想】波乱傾向が強まる難解な一戦! 前走初角での位置取りが勝負の分かれ目

2023年11月04日 17:00

みやこSに出走予定のウィリアムバローズ(撮影:下野雄規)

 今週の日曜日は、京都競馬場でみやこステークス(GIII・ダート1800m)が行われます。

 昨年のみやこSでは11番人気のサンライズホープが優勝する波乱が起こり、三連単は26万円を超える配当となりました。さらに、21年は1番人気から3番人気が総崩れ。5番人気、6番人気、10番人気で決着し、三連単は36万馬券となりました。

 そのほかの年でも波乱が起こっており、19年が三連単47万馬券、15年が三連単18万馬券と高配当が出ています。ここ10年のみやこSでは3番人気以内の複勝率が33.3%と低くなっており、人気馬に全幅の信頼を寄せにくい事が波乱の要因と言えそうです。

 今年も上位人気馬ばかりに注目せず、人気薄でも上位争いのチャンスがありそうな馬をピックアップし、予想を組み立てる方が的中に近づけるかもしれません。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。

 昨年のみやこSでは【注目の穴馬】として取り上げたサンライズホープが1着。【残った馬】のハギノアレグリアスが2着に入りワンツー決着! 先週の天皇賞(秋)では【残った馬】イクイノックスが1着、プログノーシスが3着。【注目の穴馬】のジャスティンパレスが6番人気で2着となり上位を独占する結果となっています。

 今週もケシウマの【注目の穴馬】&【残った馬】にご期待ください!

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走初角1番手(ただし、前走でGII/JpnII以上に出走していた馬や1番人気の馬は除く)
[0-0-0-8]複勝率0%
該当馬:ウィリアムバローズ
(過去の該当馬:15年モンドクラッセ2番人気7着)
※データは開催休止の18年を除く過去9回

 上位人気が予想されるウィリアムバローズが該当しました。

 前走の初角で1番手の馬は、今回も同じような形が理想だと思います。ただ、テンからハナを奪うためには多少なりとも無理をしなければいけませんし、それが負荷となり結果を残せていないのではないでしょうか。

 また、ウィリアムバローズの前走はオープン特別で今回よりも格下の一戦でした。今回は重賞でメンバーレベルが高くなりペースも上がる事が想定されますので、前回以上に負荷がきつくなるはずです。加えて、前走で逃げ切り勝ちしているので、後続のマークも前回以上に厳しくなるでしょうから、楽な逃げに持ち込むのは難しいはずです。

 前走がGII/JpnII以上だった場合や前走で1番人気の支持を集めているような実力馬であれば、そのようなプレッシャーに打ち勝つ事も出来るのでしょうが、ウィリアムバローズは先述したように前走はオープン特別でしたし、1番人気でもなかったので不安が残ります。人気になる可能性が高く妙味もあまりないとなれば、軽視するのもひとつの手ではないでしょうか。

 はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。

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