牝馬3冠戦線からの転戦で悲願のG1初Vを狙うハーパー
京都の土曜の芝コースは重→稍重で行われ、日曜は良でスタート。2Rの芝1400メートル(内回り)に騎乗した騎手からは「柔らかい」「上がりがかかる」と、馬場に関するコメントが聞かれた。直線の進路は能力が違えば内、外は問わないが、全体的にラチから4〜5頭分を空けた位置がよく伸びているように映る。
11Rのエリザベス女王杯は外回り2200メートル。直線が長くなって馬場もさらに回復するとみられるが、ジョッキーの言葉通りだと、究極の瞬発力勝負にはなりそうにない。そこで狙いたくなるのが、いい脚が長く使える
ハーパーだ。
秋華賞では
リバティアイランドに一瞬にしてかわされたものの、最後までしぶとく伸びて3着を確保した。前走から1ハロンの延長は好材料。持ち味の持続力が生きるコンディションなら、首位戦線浮上があっても驚けない。