28日、大井競馬場で行われたハイセイコー記念(2歳、南関東G2・ダート1600m、1着賞金2000万円)は、酒井忍騎手騎乗の2番人気{horse=2005105620:ヴァイタルシーズ}(牡2、川崎・武井榮一厩舎)がスタートからハナに立つと、直線に入ってもリードを保ち、5番人気コラボスフィーダに2.1/2馬身差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは1分41秒9(良)。さらに2.1/2馬身差の3着に1番人気ニックバニヤンが入り、3番人気ジェイドファストは4着に敗れた。
勝ったヴァイタルシーズは、父カコイーシーズ、母がJRA1勝のグランジョワ(その父メジロライアン)という血統。7月5日のデビュー戦は2着に敗れたが、2戦目の新風特別(川崎・ダート1400m)で2着に8馬身差をつける圧勝で初勝利。続く新星特別(川崎・ダート1500m)も逃げ切りで制し、前走の鎌倉記念(南関東G3)では後に平和賞(南関東G3)を勝ったノースダンデーに4馬身差をつけ逃げ切っていた。通算成績6戦4勝(重賞2勝)。
なお、上位2頭には12月19日に川崎競馬場で行われる全日本2歳優駿(交流GI)の優先出走権が与えられる。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。