2日、阪神競馬場で行われたポインセチア賞(2歳500万下、ダート1400m)は、藤田伸二騎手騎乗の9番人気イイデケンシン(牡2、栗東・昆貢厩舎)が、好スタートから先手を取ると直線に向いてもしぶとく粘り、1番人気サンライズラッシュを1馬身差抑えて逃げ切った。勝ちタイムは1分24秒6(良)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気ピエナエイムが入った。
勝ったイイデケンシンは、父サンダーガルチ、母ヘヴンリーアドヴァイス(その父Theatrical)。叔父に04年ダービーグランプリ(交流GI)など重賞4勝のパーソナルラッシュ(牡6、大井・高橋三郎厩舎)がいる血統。7月7日のデビュー戦(函館・芝1200m)を快勝すると、続く函館2歳S(GIII)でも3着に好走。その後はクローバー賞(OP)7着、京王杯2歳S(GII)14着と大敗が続いていたが、今回初ダートで2勝目を挙げた。通算成績5戦2勝。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。