「チャンピオンズC・G1」(12月3日、中京)
11月3日に行われたJBCクラシックを
キングズソードで制すと、返す刀で3日後のみやこSを
セラフィックコールで快勝。瞬く間に、新王者&超新星を輩出した栗東・寺島厩舎の活躍は目覚ましいですね。
チャンピオンズCにはデビューから無傷5連勝で重賞ウイナーの仲間入りを果たした
セラフィックコールが参戦。馬格に恵まれたヘニーヒューズ産駒の走りは、粗削りながらも実にダイナ
ミック。G1でも大仕事を期待したくなります。
母系を探ると、真っ先に目につくのが祖母ハルーワソング。母シャンドランジュは未勝利に終わったものの、その半姉
ハルーワスウィートの産駒には
ヴィルシーナ(13&14年ヴィクトリアM)、
シュヴァルグラン(17年
ジャパンC)、
ヴィヴロス(16年秋華賞、17年ドバイターフ)がおり、実に華やか。芝で繁栄したこの牝系から砂の超新星が現れるとは…恐れ入ります。
これまでにJRAでデビューした父ヘニーヒューズ×母父マンハッタンカフェの配合馬は12頭いて、本馬と
ハヤブサレジェンド、
ガンケンがOP入りという優秀さ。父の
パワーと母父のスタミナ、そこに牝系の
スピードが加わり、砂の勢力図を塗り替えるだけの可能性を感じさせます。