キャロットC

【チャンピオンズC】セラフィックコール 牝系スピード加わり砂の新星誕生の可能性    

2023年11月28日 06:00

セラフィックコール5代血統表

 「チャンピオンズC・G1」(12月3日、中京)

 11月3日に行われたJBCクラシックをキングズソードで制すと、返す刀で3日後のみやこSをセラフィックコールで快勝。瞬く間に、新王者&超新星を輩出した栗東・寺島厩舎の活躍は目覚ましいですね。

 チャンピオンズCにはデビューから無傷5連勝で重賞ウイナーの仲間入りを果たしたセラフィックコールが参戦。馬格に恵まれたヘニーヒューズ産駒の走りは、粗削りながらも実にダイナミック。G1でも大仕事を期待したくなります。

 母系を探ると、真っ先に目につくのが祖母ハルーワソング。母シャンドランジュは未勝利に終わったものの、その半姉ハルーワスウィートの産駒にはヴィルシーナ(13&14年ヴィクトリアM)、シュヴァルグラン(17年ジャパンC)、ヴィヴロス(16年秋華賞、17年ドバイターフ)がおり、実に華やか。芝で繁栄したこの牝系から砂の超新星が現れるとは…恐れ入ります。

 これまでにJRAでデビューした父ヘニーヒューズ×母父マンハッタンカフェの配合馬は12頭いて、本馬とハヤブサレジェンドガンケンがOP入りという優秀さ。父のパワーと母父のスタミナ、そこに牝系のスピードが加わり、砂の勢力図を塗り替えるだけの可能性を感じさせます。

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