【チャンピオンズC】ダービー馬が凝縮された血統表は一見の価値あり ハギノアレグリアスがGI初制覇なるか

2023年11月30日 18:45

シリウスS出走時のハギノアレグリアス(c)netkeiba.com

 シリウスSを制したハギノアレグリアス(牡6、栗東・四位洋文厩舎)が、チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)でGI初制覇を狙う。

 是非とも血統表に注目してほしい。父系は父キズナと祖父ディープインパクトが日本ダービー馬、曾祖父サンデーサイレンスはケンタッキーダービー馬。母系はもっと凄い。母の父ジェネラスは英愛ダービー馬、祖母の父クリスタルパレスは仏ダービー馬、曾祖母の父Sea-Birdは英ダービー馬。そして極め付けは母の半弟タニノギムレットで、02年の日本ダービーを制している。これほどダービー馬の名前が並んだ血統表はそうそうないだろう。

 ハギノアレグリアスはダービー馬にこそなれなかったが、屈腱炎による1年8カ月の長期休養から見事に復活し、出世の階段を駆け上がってきた。6歳となった今年、名古屋大賞典で初タイトルを獲得すると、その後も平安Sが2着、帝王賞が4着と一線級相手に健闘。前走のシリウスSでJRA重賞初制覇を果たした。

 今回は帝王賞以来、2回目となるGI級チャレンジ。当時はメイショウハリオ、クラウンプライド、テーオーケインズの上位3頭から4馬身差を付けられたが、その差がどこまで詰まっているか、あるいは逆転できるのか。“ダービー馬血統”の底力を見せてほしい。

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