クイーン賞を勝利したライオットガールと岩田望来騎手(カメラ・大野 英之)
 
◆第69回クイーン賞・交流G3(11月29日、船橋・ダート1800メートル=良)
     牝馬限定のダート
グレード競走が、11頭(JRA4、南関東5、他地区2)によって争われた。単勝3番人気でJRAから参戦の
ライオットガ−ル(3歳、栗東・中村直也厩舎、父シニスターミニスター)が、岩田望来騎手を背に直線で力強く伸びて2馬身半差をつける完勝だった。勝ち時計は1分51秒1。
     今年のレパードS・G3以来となる重賞2勝目。3歳馬のクイーン賞での勝利は2015年の
ディアマイダーリン以来、8年ぶりとなる。
     2着には昨年の覇者で1番人気の
テリオスベル(江田照男騎手)。3着に逃げた2番人気の
パライバトルマリン(戸崎圭太騎手)が続き、3着までをJRA勢が占めた。
     岩田望来騎手(
ライオットガール=1着)「(勝利に)うれしく思います。いつも通り雰囲気良く返し馬ができて、(返し馬の後も)落ち着いていて、この冷静な状態なら力を発揮できると思っていました。道中の手応えは終始良く、前がやり合ってくれたので直線を向いて、最後のひと伸びができました。改めて強い内容だったと思います。まだ3歳で、いい状態で来年を迎えることができるので、また応援してください」