今週の土曜日は、阪神競馬場でチャレンジカップ(GIII・芝2000m)が行われます。
過去10年のチャレンジCでは3歳馬が6勝を挙げる活躍を見せています。次いで4歳馬が3勝、5歳馬が1勝となっており、6歳以上の馬の勝利はありません。年齢は若ければ若い方が有利という傾向が出ています。
昨年は2番人気に支持された6歳馬ヒンドゥタイムズが6着。16年は1番人気だった6歳馬のフルーキーが4着、3番人気の支持を集めた7歳馬のディサイファが9着に終わるなど、6歳以上の馬は苦戦しており人気ほどの信頼はしづらいと言えるでしょう。
今年のチャレンジCでは重賞勝ちの実績がある3歳馬が2頭出走を予定していますし、4歳馬にも確かな実力を持つ馬がいますので、それらの馬を中心視するのが的中への最短ルートと言えるかもしれません。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
昨年のチャレンジCでは【残った馬】のソーヴァリアントが見事に優勝。さらに今回と同じ阪神芝2000mで行われた今年のマーメイドSでは【残った馬】のビッグリボンが優勝、同じく今年の鳴尾記念では【注目の穴馬】のアドマイヤハダルが6番人気で3着に入るなど活躍しています。
今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】6歳以上(ただし、GI連対実績のある馬は除く)
[0-0-0-20]複勝率0%
該当馬:アドマイヤビルゴ、イズジョーノキセキ、ウインマイティー、エヒト、ボッケリーニ
(過去の該当馬:22年ヒンドゥタイムズ2番人気6着)
※特に言及のない限り、データは阪神芝2000mで開催された17年から22年の6レースを対象にしています。
上位人気が予想されるボッケリーニが該当しました。
先述したように6歳以上の馬は不振傾向にあります。特に阪神芝2000mで行われるようになった17年以降を見ると、6歳以上の馬は2着1回3着1回と複勝率8.7%、複勝回収率18%と散々たる成績となっています。
17年以降のチャレンジCで好走した6歳以上の馬21年ペルシアンナイトと17年デニムアンドルビーの2頭。この2頭はGIでの連対実績がありました。このような馬は全盛期よりも能力が落ちていたとしても、並の馬と比べれば地力が高いので好走できると考えられます。
しかし、GIで連対実績のない6歳以上の馬は、能力の衰えをカバーする事が難しいために結果が残せていませんし、このような馬は人気でも思い切って軽視するのが得策と言えるのではないでしょうか。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。