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【POG】関東新馬戦は除外ラッシュの時期に突入…騎手の手配に苦労する陣営も(美浦発)

2023年12月09日 11:31

葉牡丹賞でデビュー2連勝を飾ったトロヴァトーレ

 競馬新聞「馬サブロー」のPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 イクイノックスの種付け料が発表され、その価格は何と2000万円!父キタサンブラックと並んで、いきなり日本で最も高い種付け料となりました。近年は競走馬の取引が活発で高めに設定することが多くなっているため、1500万円くらいかと予想していましたが、軽々とそれを上回ってきました。しかも既に満口ということで期待度の高さがうかがえます。

 今年の2歳馬がブレークしたスワーヴリチャード、今年の当歳馬の評価が非常に高いコントレイル、そしてキタサンブラックイクイノックスの親子など、ディープインパクト不在の種牡馬界を背負って立つ馬たちがそろってきました。もちろんエピファネイアキズナモーリスサートゥルナーリアなども健在。これからの生産産がどうなっていくかもPOGに関係します。勢力図がどうなっていくのか、非常に楽しみです。

 しかし、これだけディープインパクト産駒が活躍していても確固たる後継馬がなかなか現れないのは不思議。逆にハーツクライやブラックタイドからチャンピオン候補のサイアーが現れるのですから、面白いものです。リーズナブルな種牡馬から歴史を変えるような馬が現れる可能性もありますし、興味深く見守っていきたいと思っています。

 さて今週は阪神JFが行われ、17日の朝日杯FS、28日のホープフルSと2歳G1が行われる時期となりました。筆者の指名馬ではボンドガール(牝、手塚)が残念ながら打撲の影響で阪神JFを回避。レガレイラ(牝、木村)がホープフルSに出走予定となっています。

 前者は人気にもなっていたでしょうし、かなり期待していたのですが…こればかりは仕方がありません。復帰に関しては様子を見ながらとのことですが、クラシックに間に合わないという感じではなさそうですし、来春は元気に走る姿をまた見せてほしいものです。

 さて、先週の葉牡丹賞を勝ったのはトロヴァトーレ(牡、鹿戸)でした。これでデビュー2連勝。しかも中山芝2000mで上がり33秒台を連発しての勝利ですから、先々が楽しみな器です。次走は未定ですが、中山にこだわって使うのか、それとも東京を試してみるのか。どちらにしてもクラシックレベルの逸材であることは間違いなく、今後も注目していきます。

 3日の中山芝2000m未勝利戦はウインマクシマム(牡、畠山)が逃げ切っての勝利。圧倒的な支持を集めていましたが、3戦目にしての初勝利で陣営も安心したと思います。次走は様子を見ながら決定するとのことで、こちらもどういったローテになるのか楽しみです。

 同じく3日、中山芝2000mの新馬戦を勝ったのはクリスマスパレード(牝、加藤士)でした。牝馬ながら、中距離の混合新馬でいきなり結果を出したことは素晴らしい。次走は未定ですが、この距離で勝ちましたし目標はオークスとなるのでしょうか。期待したいところです。

 関東の新馬戦は除外ラッシュの時期に突入しました。距離を問わず、年始くらいまで狙った条件を使えないような状況が続きそうです。ジョッキーの手配に苦労する陣営も多いようで、なかなか難儀な時期ですね。

 関西はまだ出走頭数が少なめですし、馬の状態と輸送の負担とを比べながら番組を決定していく陣営も多そう。除外続きでピークを越えてしまう馬も毎年出てきてしまいますので、うまく事が運べばいいのですが-。それぞれの馬が、いい時に使えるような状況に戻ってほしいものです。(馬サブロー美浦支局・木村拓人)

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