吉田正義JRA新理事長「長期的視点で競馬を未来へ」

2023年12月12日 06:00

 ※写真はイメージです(quentinjlang/stock.adobe.com)

 JRA関西定例記者会見が11日、大阪市内で開かれ、9月12日付でJRA理事長に就任した吉田正義(65)理事長が今後について語った。

 まずは理事長就任後の3カ月を振り返って、「イクイノックスの天皇賞・秋が印象に残っています。11年ぶりの天覧競馬ということで、天皇皇后両陛下がお見えになり、東京競馬場に4時間半に渡ってご滞在いただくという大変名誉なことでございました。熊沢騎手の引退式も印象的ですし、前川さんが女性初の調教師に合格したということで、女性の活躍の場を提供する大切さを改めて認識しました」と話した。

 今後の抱負については「競馬という産業であり文化を、未来、将来にしっかりとした形で引き継いでいくことが重要だと感じています」と語り、中央競馬を継続するために必要な事項として「1.気候変動からくる暑熱の対策 2.競走馬のアニマルウェルフェアへの対応 3.人口減少による人手不足。長期的な視点を持ってしっかり対応していきたい」と語った。

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