90年の
セントウルS(GIII)に優勝した
エーコーシーザー(牡22)が2日、繋養先の茨城県の矢板ホース
リンクスで急性心不全のため死亡したことがわかった。
同馬は、父コインドシルバー、母ブレスアゲン(その父エタン)という血統。87年12月に阪神でデビューし、2歳時は2戦1勝。3歳春のクラシックは不出走だったが、秋に入り着実に力をつけて3歳時に自己条件戦で2勝を挙げオープン入り。その後、軽快な逃げ脚を武器に淀短距離S、札幌日経賞、
シルクロードSなどのOPレースに勝ち、8番人気で臨んだ5歳秋の
セントウルSでは追い込み勝ちを決めて重賞初制覇を成し遂げた。通算成績は27戦8勝(重賞1勝)。