【POG】本物の輝きミスタージーティー ゲートインがかなえば狙う価値十分/馬三郎のつぶやき

2023年12月20日 17:15

抽選突破したいミスタージーティー(c)netkeiba.com

ミスタージーティー(20日・城谷)

 抽選待ちの身ながら、先月京都で新馬勝ちしたミスタージーティー(牡2歳、栗東・矢作)は果敢にホープフルS(28日・中山、芝2000m)へ。馬なりのまま併走馬を置き去りにした先週も素晴らしい内容だったが、この日も栗東CWで上昇を告げる動きを示している。目イチの相手に対して追いだしを待つ余裕があり、ゴール前で難なくかわして1馬身先着。6F81秒6-37秒0-11秒6(一杯)を記録した。デビュー前から動きが目立っていた一頭だが、当時を軽く上回る絶品の攻め。走りに前向きさが増し、伸びしろは絶大だ。出走できれば狙ってみる価値は十分。

ショウナンラプンタ(20日・浜口)

 ホープフルS(28日・中山、芝2000m)への出走を予定しているショウナンラプンタ(牡2歳、栗東・高野)がこの日、栗東坂路で4F57秒0-12秒4(馬なり)を記録。最終追いに向けての微調整ではあったが、伸びのあるフォームには推進力があり、ギアの上がり方も非常にスムーズだった。まだ伸びしろがありそうな雰囲気だ。

シリウスコルト(20日・澤田)

 ホープフルS(28日・中山、芝2000m)への出走を予定しているシリウスコルト(牡2歳、美浦・宗像)がこの日、三浦を背に美浦Wで追い切られた。3頭併せで最先着した内容に、師は「折り合いがついて、しまいまでしっかりした脚色でしたね。きょうが実質的な最終追い切りの予定。ここからレースまでは微調整していく」とうなずく。前走で同舞台の芙蓉Sを快勝。「夏場よりも体に厚みが出て、成長を感じる。相手は強化されるけれど頑張ってもらいたい」と期待は十分だ。

ゼルトザーム(20日・安里)

 全日本2歳優駿では4秒5差の8着と思わぬ大敗を喫したゼルトザーム(牡2歳、栗東・加用)。「京王杯2歳S(11着)も全く走れなかったし、やはり左回りは良くないのかも。芝、ダートや距離の問題ではない」と師は分析する。「右回りでどんな走りを見せるのか、改めてだね」。シンザン記念(1月8日・京都、芝1600m)で巻き返しを図る構えだ。

ヘルス(20日・石渡)

 ロードカナロア産駒のヘルス(牡2歳、美浦・手塚、母ミカリーニョ)は当歳セレクトセールで9200万円(税抜き)で取引された一頭。この日は美浦坂路を軽めのキャンターで駆け上がった。まだ全体的な緩さは残っている一方、軽快なフットワークは好印象。伯母には16年ファンタジーS勝ち馬のミスエルテがいる。

ボーイハンター(20日・玉川)

 先週中山のダート1800m新馬戦を10馬身差で圧勝したボーイハンター(牝2歳、美浦・西田)に、師は「無事なら年明けに出走させます」。1月7日の中山7R・3歳1勝クラス(ダート1800m)がターゲットで、昇級でも楽しみな一頭だ。

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