阪神C、スズカフェニックスが貫禄勝ち

2007年12月16日 15:45

 16日、阪神競馬場で行われた阪神カップ(3歳上、GII・芝1400m)は、武豊騎手騎乗の1番人気{horse=2002107011:スズカフェニックス}(牡5、栗東・橋田満厩舎)が、中団追走から直線に向いて鋭い伸び脚を発揮し、10番人気ジョリーダンスに1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分20秒6(良)。さらにクビ差の3着には5番人気ブルーメンブラットが入った。

 勝ったスズカフェニックスは、父サンデーサイレンス、母ローズオブスズカ(その父Fairy King)。伯父に92年英ダービー(英G1)を勝ったドクターデヴィアス、97年高松宮杯(GI)を勝ったシンコウキングがいる血統。

 04年10月のデビューから3戦目で初勝利を挙げると、その後も安定した走りで勝ち星を重ね、昨年10月の大原S(1600万下)を勝ってオープン入り。今年1月の東京新聞杯(GIII)で重賞初制覇を飾った。さらにGI初挑戦となった高松宮記念も快勝。その後は安田記念(GI)5着、スプリンターズS(GI)9着、マイルCS(GI)3着と勝ち星から遠ざかっていたが、今回、GI馬の貫禄を見せつけ重賞3勝目を飾った。通算成績21戦8勝(重賞3勝)。

 鞍上の武豊騎手はヴァーミリアンで制したジャパンCダート(GI)に続く今年のJRA重賞15勝目で、通算251勝目。管理する橋田満調教師はスズカフェニックスで制した高松宮記念に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では44勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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