有馬記念を制しガッツポーズをする武豊とドウデュース(撮影・園田高夫)
 
 「有馬記念・G1」(24日、中山)
 来年3月に厩舎を開業する福永祐一調教師(47)=栗東=が有馬記念を現地で観戦。暮れの
グランプリ4勝目を飾った武豊に、「千両役者や、まさに」と称賛の言葉を送った。
 勝ち馬についても「
ドウデュースは正直、この距離がいいと思っていなかった。友道厩舎の(馬の)つくりにビックリした。3戦目で有馬を勝つように持ってこられるのは、すごいことですよ」と力走をたたえ、続けて「折り合いに苦労していたし、(本当の)適性は短いところかもしれない。我慢させてあの脚を引き出した。馬も人も素晴らしいですよ。ダービーと有馬記念を勝つのだから。全然違う適性が求められるのに」と振り返っていた。