スプリンターズSを制したピクシーナイト(左)=2021年
21年スプリンターズS覇者
ピクシーナイト(牡5歳、栗東・音無)が現役を引退し、種牡馬入りすることが明らかになった。シルク・ホースクラブが27日、ホームページで発表した。今後は北海道日高町のブ
リーダーズ・スタリオン・
ステーションで繫養される。阪神C15着がラストランとなった。
同馬は父
モーリス、母ピクシーホロウ(母の父キングヘイロー)の鹿毛で、20年に中京でデビュー。翌年のシンザン記念で重賞初制覇を飾ると、同年スプリンターズSでG1初制覇を飾った。21年香港スプリントで多重落馬事故に巻き込まれて競走中止となり、左前脚橈側(とうそく)手根骨を剥離骨折。約1年3カ月の休養を余儀なくされたが、今年の高松宮記念(13着)で復帰していた。